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2016年 ペンギンアップデート4.0
- 2016/11/15
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2016年ペンギン4.0アップデート傾向と対策
こんにちは、レイラです。
9月23日にGoogleのペンギンアップデートが行われました。
その日以降、アルゴリズムの一部が常時実施されるようになったそうです。
今回は、それらに関しての情報がSearch Engine Landというサイトで書かれていたので抜粋してお伝えしていきます。
抜粋元URL:
http://searchengineland.com
執筆者はコラムニストのマーカス・ミラーさん、イギリスで活躍するSEO&PPCコンサルタントです。
ペンギン4.0アップデートのポイント
Web関連を生業としている多くの人たちにあれこれと予測されてきた今回のアップデートですが、注目するべきアルゴリズムのポイントは以下です。
1:リアルタイムで施行されるようになった
2:精度が今までに比べて非常に細くなった
過去のアップデートではページやキーワードレベルでの精査とペナルティが加えられてきましたが、今回は遥かに細かな精査内容で進化していると考えられます。
というのも、今回のアップデートで、ペンギンとパンダはランキングアルゴリズムの核となるプログラムに完全に統合されたと言われています。
そして、ペンギンに関しては、リアルタイムでアルゴリズムに影響することになりました。
今後は記事コンテンツやキーワードマッチなどを含め、サイト内容の細かな部分が加味されていくことでしょう。
リンクは依然として重要
Googleは何度もリンクに関しての観点を明確にしています。
あのジョン・ミュラーやゲリー・イリスやマット・カッツも、リンクは順位を左右する指標として重要だと明言しています。
その一方で、リンク構築だけに偏るのは、マーケティングやSEOにおける戦略としては、問題があると強く警告もしています。
リンクはSEOにとって非常に重要ですが、あくまでアルゴリズムの要素の一つですからリンクを送れば良いというものでもありません。
要するに被リンク、内部リンク、外部リンクなどのリンクの先にあるページコンテンツやサイトの属性など、さまざまな要素が密接に関係しアルゴリズムの結果として表れてくることとなります。
Googleが推奨しているリンクとは
Googleが提供しているプレスリリースやウェブマスターガイドラインを注意深く読めば、何を求めているのかが読み取れます。
ペンギン4.0実施にあたっての告知やリンクスキームのページなどから言えることは、今までもよく言われてきている「質」だということです。
Googleコンソールセンター「リンクプログラム」からの抜粋を見てみましょう。
抜粋元URL:
https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja
~~~以下抜粋~~~
他のサイトから自分のサイトへの
高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、
インターネットコミュニティで自然に人気を獲得する、
関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。
良質なコンテンツを作成すると、
それが利益につながります。
リンクは編集者による人気投票のようなもので、
役立つコンテンツの数が多いほど、
同属性サイト運営者や関連コンテンツからの
リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。
~~~以上抜粋~~~
編集にあたり若干表現は変えましたが、Googleにとって「良質なサイト」とは読者にとって有益なサイトであることを意味します。
本当に役立つコンテンツを作って「から」月日が経ち人々に気づいてもらうのが自然な流れというものです。
価値ある情報を提供しないうちから意図的にリンクを送るのは双方の価値が下がるので控えるべきポイントだと言えるでしょうね。
リンクの構築にあたっての戦略
ここまではアップデートに関しての傾向についてを書いてきました。
それらを踏まえて、私たちはどのような対策を取っていけば良いのか?
戦略的なところをお伝えしていきますので参考にしてください。
今回のアップデート以前からでもメリットのあるリンク構築の方法も含めて挙げていきます。
1:Googleの検索演算子を利用して、あなたが提供する製品やサービスに関連性のあるサイトやコンテンツページをリサーチします。
検索演算子URL:
https://support.google.com/websearch/answer/2466433?hl=ja
あなたが運営しているサイトに有益なコンテンツがあればあるほど、被リンク元となってくれる関連サイトを見つけられるでしょう。
※複雑な検索は「検索オプション」で同様の結果を得られます。
>> https://www.google.com/advanced_search
2:競合の被リンクをリサーチする
競合サイトとそれの被リンク元を調べれば、あなたが提供しているコンテンツにどのようなサイトがリンクを貼ってくれるかが分かります。
被リンクを依頼するならば、あなたのサイトが価値ある情報を提供している事が大前提です。
ここで覚えていてほしいことは、競合にリンクしているサイトがあるからと言って、それが競合の順位UPに役立っているかとは限りません。
仮に同じリンクを貰ったとしても、逆にSEOのとして有害なリンクに成る可能性もあります。
そもそものリンクの質を考えて実行してください。
※競合サイトの被リンクを調べる方法は、ジー・アウトフィッター運営サイトで記事にしています。
>> https://g-outfitter.com/blog/affiliate-information/kyougou-seo.html
3:寄稿できそうな見込みサイトを見つける
寄稿はリンクを構築するのに有効な手段です。
ですが、前述した通り「質」が何より先立たねばなりません。
それと同様に、寄稿の中にリンクを埋め込むのなら、それが寄稿したコンテンツにとって、価値を増す内容である必要があります。
Google検索で”キーワード”+”寄稿”などで検索すれば、寄稿が可能なサイトが幾つかあるかもしれません。
4:リンクしてくれそうなサイトに連絡する
あなたのサイトに、これだと思える質の高いコンテンツがあるのなら、他サイトのコンテンツにリンクを貼っている運営者に連絡を取ってリンクを貼ってもらえるかどうかを伺います。
理想を言えば、あなたの記事はリンク済み分よりも、改善・向上・進歩した内容であることが望ましいでしょう。
もしそうと言えるなら、リンクを貼り替えてもらえたりリンクを付け加えてもらえる可能性は十分にあります。
5:関連サイトのリンク切れを探す
4と手段的なものは似ていますが、自分のサイトにとって有益になりそうなサイトでリンクが切れているものを探していきます。
もし見つけた場合、代わりにリンクしてもらうためのコンテンツを新たに用意する必要があるかもしれません。
この方法は、単にリンク切れとなった記事の代わりを提供するだけです。
他のサイト所有者の役に立つ訳ですし、素晴らしい効果がもたらされる可能性があります。
多少なりの手間と時間はかかりますが、リンク切れの404ページからダイヤモンドの原石を探せるかもしれません。
6:地域との関連性をもたせる
地域でビジネスをしているなら、実際にある場所や団体のサイトからリンクを貰うのが有効です。
スポンサーシップを募集している団体のサイトは有料ですが、安全でブランド力のあるリンクとなります。
7:多くの人に知られる
ネットで素晴らしいサイトを運営していたり、実社会で商品やサービスが素晴らしい成果を出した場合には
メディアや出版などを通じて多くの人に認知されます。
そうなれば、あなたのサイトには信頼性を高めるようなリンクや、関連した内容のリンクが多く貼られるようになり、アルゴリズム変動に強くなることでしょう。
マーカス・ミラーまとめ
今回ピックアップしたリンク構築の方法は、戦略もないまま闇雲に実行するべきものではありません。
自分のビジネスに沿って明確に考えてから手探りで行動に移すべきです。
私はSEOとPPCのコンサルタントとして、これらの方法があるビジネスにおいて成功を生み出す傍、正反対の結果をもたらすのも見てきました。
だから、「あなたのビジネスにとってどれが正しいのか!?」という見極めが全てになります。
何より、可能な限り最善を尽くしてサイトを作ることが確実です。
最善を尽くしたうえで、自然と貼られたリンクはサイトにとって最高のサポートになることでしょう。
レイラまとめ
いかがでしたでしょうか?
この度のペンギン4.0アップデートの情報。
みなさんの今後のサイト運営にあたって、すごく重要なものが見えてきたのではないでしょうか?
・ページひとつひとつのコンテンツ内容
・キーワードに沿った検索者が求めている内容
・サイト全体のコンテンツ量と質
・コミュニティーを意識した運営
・メディアを意識した運営
etc.
要約すればオウンドメディア的なサイト運営が主軸として必要になると私は考えています。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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