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バックアップの必要性
WordPressであろうとHTMLサイトであろうとどんな種類のサイトであっても、サイト運営を行う場合は定期的にバックアップを行うべきです。
自分で何かサイトを消してしまうようなことをしなくても、サーバー側のトラブルやあるいはウィルス攻撃によるサイトの改ざんということもありえます。
自分のサイトだけはきっと大丈夫であろうなどということはありませんので、最低限のバックアップを取るようにしましょう。
WordPressのバックアップに必要なデータ
HTML構成のサイトの場合はサーバー内のファイル群をそのまま保存しておけばバックアップとなるのですが、WordPressの場合は記事内容などは全てデータベース(MySQL)で管理されています。
なので、残念ながらサーバー内のファイル群を全てFTPなどで取っておいても完全なバックアップとはなりません。
ではデータベース(MySQL)のバックアップを取らなくてはいけないのかということになるのですが、実はWordPressを再構築する時に必要なデータはそんなに多くはなくて、データベースのバックアップのように難しくなく、簡単な手順で保存しておくことができます。
そもそもWordPressのシステム自体はいくらでも再インストールが可能なものです。要は後から手を加えたデータを取っておけば良いということになります。
その内容はというと、
1.記事内容
2.アップロードした画像
3.テーマ
4.プラグイン
5.サイドバーなどに置いたテキストの内容など
これらで大抵のWordPressサイトは復元できると思います。
記事と画像のバックアップ
1と2の記事と写真などの画像のバックアップはWordPress内のエクスポートという機能で行うことができます。
WordPress内ダッシュボード>>ツール>>エクスポート
全てのコンテンツにチェックを入れてエクスポートファイルをダウンロードボタンをクリックすると記事内容とアップロードしてある写真などの画像ファイルを全部自分のPC内にwordpress.日付.xmlというファイルでダウンロードされます。
テーマとプラグインのバックアップ
3と4のテーマとプラグインは、手持ちのFTPソフトを使って自分のパソコン内に保存しましょう。多数のファイルを取り扱うのに便利なFileZillaがおすすめです。
テーマが入っているWordPressの場所は、該当ドメインの直下/wp-content/themes の中にそれぞれのテーマの名前のフォルダーがあります。プラグインは該当ドメインの直下/wp-content/plugins の中にあります。
それらの中身を全部ダウンロードしておきましょう。
サイドバーなどに設置した内容のバックアップ
アフィリエイトサイトならばサイドバーなどに広告を置いたりしていることもあるでしょう。あとはアクセス解析のコードなどもあると思います。それらのコードはテキスト状態でコピペしてテキストファイルなどに保存しておくといいです。
特に何も無い場合は気にしなくて大丈夫です。
以上がWordPressサイトを復旧するとなった時に必要な最低限のバックアップ内容です。次回の記事でこれらのファイルを使ってWordPressサイトを復旧する方法をご紹介します。
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