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アジアのアフィリエイト事情
- 2016/10/18
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アジアに進出したいASP各社
こんにちは、レイラです。
アメリカで開催されているアフィリエイト・サミットをクローズアップして情報をお届けしていますが、前回はアフィリエイターアンケートの内容と統計についての記事を書きました。
その中で、気になったのがサミット参加者の出身地統計です。中国・シンガポール・香港・マレーシア.etc アジア圏からの参加者も多くいたのです。アフィリエイト・サミットの情報を見つけて参加する行動力は尊敬に値します。
そのような経緯で今回は
「アジアのアフィリエイト事情はどうなっているのか?」
という興味に駆られたので調べてみることにしました。
英語圏のネットマーケッターやアフィリエイト有識者が
「今後ASPのグローバルな進出が増えるでしょう」
と予測記事を配信しているのを数サイト見かけました。
よくよく調べてみますと、ここ数年アジアに支社を作っているASPは増えている様子です。
アフィリエイト・ゲートウェイはイギリスに本社を持っており、オーストラリア・ヨーロッパ・シンガポール他、中国・香港・インド・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・台湾・タイ・ベトナムといったアジア圏向けの事業を展開しています。
アジア圏は、各国言語の壁は在るもののイギリスの植民地だったシンガポール・マレーシア・香港は英語人口が多いことから
支社は作りやすいようです。
そういった背景もあって、アジア進出の拠点としてシンガポールに支社を置いて活動する企業はASP以外にも多くあるようです。
インドネシア
まずは、インドネシアから見ていきましょう。
人口構成の多くは20代で、平均年齢は29歳と、若者の多い国です。
2億3千万人の人口の8割近くはFacebookを利用していて将来的に魅力的な市場といえます。
すでに一部のASPは、国際企業の広告主を多数抱えていて世界中に商品やサービスを提供できる環境がありリンク先のページはアジア各国の言語に対応して売上の向上を試みています。
2年程前までは全くと言っていいほどASPの参入がなかったという点を考えると今後の動向が気になるところでもありますね。
「日系のASPは参入していないのか?」
というとそうでもありません。
2013年にはアクセストレードが進出を果たしてインドネシア最大のニュースポータルサイトと独占提携してインドネシア最大のASPを展開しています。
インドネシア最大のニュースポータルサイト
→http://www.detik.com/
インドネシアはFacebookユーザーが多いだけではなくブログを開設している人口も多くいるため、将来的にアフィリエイトが盛んになる素地は十分にあるという事が言えますね。
中国
中国にも当然ASPはあります。
中国をターゲットにしているASPは、北京語と広東語の両方の広告を扱っています。
中国語は、お互いに話す内容を理解できてもお互いの言語は話せないという壁があるそうです。
事業展開の様子を調べてみると中国本土に拠点を構えている企業は、香港・台湾・シンガポールへ。
香港を拠点に展開している企業は中国・台湾・シンガポールにビジネス展開している様子がわかります。
中には、中国本土のみで展開しているASPもあり英語などの他国語は全く通じないというガラパゴス化しているASPもありますね。
韓国
1997年の通貨危機をきっかけにITインフラが進んだ韓国ではリンクプライスというASPが韓国最大手として知られています。
リンクプライスは、450社以上の国内企業と100万人以上のアフィリエイターを抱えサイトの仕様はほぼ韓国語だそうです。
タイ
タイは第二次大戦中、宗主国のなかった国ですがリゾート地として有名なだけでなく、アジア対象のアフィリエイトイベントやネットマーケティング会議が行われている国として海外アフィリエイターには知られています。
冒頭で紹介した、アフィリエイト・ゲートウェイと同じくイギリスに本社を置くオプティマイズというASPがタイで事業展開しています。
YOUTUBEで配信している情報によると英語圏の商品やサービスも扱えるそうで欧米人も多く住んでいるという土地柄もあって
そういったニーズもあるのでしょうね。
ちなみにタイ語でできるASPもネット上でいくつか見つけました。なんと書いてあるかは、全然わかりません
バングラデッシュ
アジア圏のアフィリエイターを捜している中でバングラデッシュ人のブログを見つけました。
バングラデッシュのASPやアフィリエイト事情については追々調査するとして、印象的だったのは、ベンガル語で書かれた記事にびっしりと寄せられたコメントの数です。
中には公用語のベンガル語に混じって、英語のコメントが見られました。
そのコメントには。
「こんないいことを教えてくれて有難う!」
「いい記事を読ませてもらった。感謝しているよ!」
「これからも頑張って色々なことを私たちに教えて」
などの感謝や激励の言葉がたくさん並んでいました。
ネット普及率10%も満たない低い国で社会の先頭を行って人々に勇気を与えているバングラデシュのアフィリエイターがとても眩しく果敢に思えました。
長くなってきましたのでアジアのアフィリエイト事情については一旦ここまでとしておきますね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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