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サイトの購入方法
- 2015/9/11
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こんにちは。
ジー・アウトフィッターメルマガ事業部です。
今日のメニューは先日紹介した、
「語られる事のないブログ戦略」を
更に解説してもらいました。
長文です、じっくりと読んでください。
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├■ サイトの購入
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└■ 編集後記(吉川ごう)
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サイトの購入(レイラ)
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こんにちは、レイラです。
先日、サイトを売買して利益を得たヤロー・スタラックの
記事を取り上げました。
ヤローはブロガー、コーチですがアフィリエイトも
行っていて、オンライン上で収益を得るためのアイデアを
惜しみなく発信しています。
そんな彼のメッセージのうち、今日はサイトの
フリッピング【購入編】をご紹介します。
※フリッピング(Flipping)とは多くの場合、
不動産投資に使われる用語です。
不動産では古い家を買って改装し、
すぐに売って利益にすること。
株式やFXなど金融市場においても短期転売を指します。
「株式市場や不動産業界にはデイトレーダーや転売屋がいて、
短期で売り買いして利益を得ています。
数カ月後に利益の確定する取引を短期で繰り返せば
安定した利益が発生し、お金持ちにさえなれるかもしれません。
と書き出すヤローは、フリッピングが既に行われている
業界において短期転売に成功するために
どんなことをしているか、具体的に挙げています。
☆不動産投資:
・中古住宅のリノベーションを自分行う/他人を雇うか
・住宅価格の変動チェック
・市場経済状況のチェック
・仲介業者に支払う手数料や税金、売買に関わる状況やコスト
☆株式市場:
・市場のトレンド
・企業業績の推移
・経済指標
・短期転売にあたって必要なデータの確認。
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サイトの短期転売はビジネスチャンス
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ヤローはサイトのフリッピングを事業売買ビジネスに例えます。
事業売買ビジネスでは、採算を下回る事業を買収して
パフォーマンスを改善し、よいマージンで売却して利益を得ます。
ヤローはサイト売買でもそれができると言い、とりわけ
若い起業家が事業売買ビジネスを志すなら、数百ドルから
手の届くウェブサイトはビジネスの手始めとして魅力的だと
断言します。
というのは、
「手厳しい言い方かもしれないがが、ほとんどのネット事業者が
運営しているサイトは貧弱な作りで、また人気サイトの運営者も
(意図的にしろ知らないにしろ)アクセス数を利用して
サイトをマネタイズしていない」
からです。
一番簡単なサイト収益化はアドセンスを貼ること。
eコマースサイトであってもSEMやAdWordsのキャンペーン、
アフィリエイトなどによって収益の最大化を図ることができる。
マネタイズされていない、今のところイケていないサイトを買って改善
キャッシュを生むサイトに作り変える。そして、時期が来たら転売する。
これは事業売買ビジネスと同じ仕組みでありサイトが
ごまんとネット上にある今、ビジネスチャンスだと彼は断言しています。
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サイト購入が有利な点は?
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読者がついたりインデックスされる時間を待たずに済みます。
SEOやXMLを理解していなくても、バックリンクの重要性は
理解していて何らかの形で持っているはずなので、
検索結果TOP10に繋がっていなくても改善していけます。
また、ドメイン運用1年以上のサイトなら
Google Sandbox(サンドボックス現象)を回避できる点も、
サイト購入が有利なのだと言います。
※サンドボックス現象:Googleハネムーンののち、
新規ドメインで作ったサイトの順位が急落し、
時には圏外に離脱する現象。
一説によるとあるともないとも言われていますが、
検索エンジンからの信頼を確立する時期友いわれています。
では実際、サイトを購入するとビジネスにとって
どう有利に働くのでしょうか?
ヤローはフリッピングにあたって購入すべきサイトや目的を
7つ挙げていて、それを見ればなるほどと思えるでしょう。
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戦略TOP7
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1:既に販売またはプロデュースしている製品の
購入者となる層が集まるサイトの購入
2:コンテンツは良いが広告などのオプティマイズに
乏しいサイトの購入
3:純粋な転売目的の購入として、SEOやマーケティングに
疎いオーナーが売却を希望するサイトの購入
4:サイトが運営しているコミュニティ目的の購入
5:今はニッチだが、今後流行るキーワードで
作り込んでいるサイトの購入
6:競合をなくし、市場占有率を高める目的での購入
7:今後流行る可能性のあるドメイン名を
市場が流行ると気付く前にサイトごと購入
サイト購入の戦略TOP7を挙げましたが注意点も有ります。
単に買えばいいだけではないですよ、と。
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購入したサイトに手間ひまかける
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せっかく購入しても手入れを怠れば投資が水の泡です。
サイトの現状維持すら難しいなら、新たにウェブ資産を
手入れする労力がないとみなして購入を見送るべきです。
購入したからには新たな責任と労力が発生します。
例えばメールサポートや電話応対、サーバーメンテナンス、
SPAMコントロールなどウェブマスターの日常業務が
新たに加算されます。
サイト購入に浮き足立って、日々の業務が
増えることを忘れないように、とヤローは念を押しています。
言われてみれば、その通りです。
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優良な売却希望サイトはどこにある?
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まずは、サイトトレーディングのサイトです。
(別記事でeBayにもあると彼は言っています)
バーゲンで優良案件を見つけたらラッキーですが、
いい案件を見つけるためには実際に大手サーチエンジンを
使って深堀りする必要があります。
購入する自信のある分野に絞り、伸びる可能性が
はっきり伺えるサイトがあるまで何ページも探しましょう。
競合の少ないカテゴリでは低品質のサイトが
トップページに表示される可能性も高いです。
また、ビッグキーワードで作られたサイトは避けましょう。
専門用語や人気キーワードのサイトは高くつきますし、
うまく運営されているので所有者は売却の意思はないでしょう。
売るとすれば数千万円を提示してくる可能性があります。
ですから検索結果を深堀りして、個人の運営サイトを
見つけるのがポイントです。
大まじめに運営していなくても、何年もコンスタントに
記事入れしている中規模サイトであれば、
収益最適化されていなくても貧弱でもいいのです。
あなたがポテンシャルを見出せるならば。調べれば調べるほど
賢く購入できるようになりますが、どれだけ調べたとしても
購入は賭け事のようなものです。
考慮すべき点はあまりにも多いので、リスクを減らすには
ただ忍耐と賢さを養うしか方法がないのです。
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サイトを購入するにあたって確認すること
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いいサイトを見つけたら、選定基準に見合うか調査です。
バックリンクや履歴を確認するにはThe Way Back Machine、
フォーラムやチャットルーム、コメントシステムや
ヘルプデスクといったコミュニティを持っているなら、
そこで行われていることをモニタリングしましょう。
当然サイトデザイン、リンク構成、見出しやタイトル、
キーワードの比重もリサーチ項目に入ります。
ここまで調べていい感触を得て、買いたいと思ったら
サイトオーナーに連絡を取る時期です。
まずはサイトからメールアドレスを探し、
ない場合はWhois情報を調べます。
まずは形式張らずに自己紹介から始めてサイトオーナーの
サイトが好きだと伝え、徐々にどの程度ウェブ資産に
興味が有るのか推し量っていきましょう。
やりとりしながら様子を見つつ、オーナーにサイト購入に
興味があると伝え、好きなだけ時間をかけて
オーナーと交渉していきます。
どんなものを買うにしてもこのプロセスは骨の折れるもの、
価格見積りに必要な情報を集めていきましょう。
あなたの態度やサイトオーナーの売却意志・進んで
サイト情報を開示するかどうかによって、
このプロセスは迅速で簡単か、
遅くて痛みを伴うか、どちらにもなりえます。
購入にあたって、サイトのアクセス解析や売上、経費といった
オーナーたためらうような詳細情報を得る必要があるでしょう。
このプロセスでは相手へ誠実さを示しつつ、サイトの価格を
適正に評価できる情報を貰えるようにゆっくり時間を
かけることが大切です。
相手はたった数百ドルでサイトを手放すかも知れませんし、
オーナーがサイトの資産価値に気づいて高値で
取り引きしようとするかも知れません。
大切なポイントは、あなたは相手からサイトを買う義務はないので
オファーを頑張る必要はまったくありません。
なぜならネット上にはたっぷりと文字通り、
数百万ものサイトがあるのですから。
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細部を見落とさない
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最終的に価格に合意した場合、所有権の譲渡にあたって
技術的な面での手続きを見落とさないようにしましょう。
まずサイト売買が成立次第、ドメイン登録情報の詳細や
サードパーティソフトの登録名から文字通り全てを変更すること。
また、売買成立時には契約書のアウトラインを作成し、
前所有者が売却ののちに競合サイトを作成しない条項を
盛り込むことも考慮しましょう。
そして「必ずメーリングリストをダウンロードする!!!」
ネットビジネスにおいてメーリングリストほど
重要なものはないのでバックアップを取っておきましょう。
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サイト購入は非常に効果的な市場参入戦略
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新しいサイトを上位表示させるにはseo的な視点、
Google Sandboxのような問題があり、コンテンツ作成や
バックリンクの構築を含めたサイト作成の手間や努力を考えると、
既に出来上がったサイトを購入するのは魅力的です。
あなたが既にSEOを理解していたりeコマースの分野を
仕事にしているなら、コンテンツを足したりタグを張り替えたり
マーケティングを行うことによって、飛躍的な報酬を
手にするスタート地点にいち早く到達できるでしょう。
良質なアクセスがあるにも関わらずマネタイズされていないなら、
広告掲載やアドセンスの導入によって早い時点で収益化できます。
または、狙っている購買層を手にすることも出来ます。
あなたの戦略が何であれ、賢い投資家にとってネット上には
美味しいチャンスがたわわに熟しており、それを手にするのに
ルパーク・マードック(有名なメディア王)ほどの
財布は要らないのです。
こうしてヤローの記事を読むと、サイトはM&Aのように
買収できる素晴らしい資産であり、買収ビジネスの対象となる点でも
身が引き締まりますね。
※eBayでもサイトを購入できます。少し覗いてみるだけでも面白いですよ。
http://www.ebay.com/sch/Websites-Businesses-for-Sale-/11759/i.html
長文失礼しました。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
次回はサイトの売却編をお届けします。
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編集後期(吉川ごう)
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サイトを購入すると言うのは理にかなっていて、ある意味、
当たり外れのあるオールドドメインを購入するよりも
バックリンクなどが見えるサイト購入は理にかなってるな
という感がありますね。
確かに、ある程度の資金は必要かもしれませんが、
日本でも既にやってる人はやってるんで、これからは
サイト運営の手法の一つとして、面白いなと思うのです。
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