おはようございます、
ジー・アウトフィッターメルマガ事業部です。

 

 

少々間が空いてしまいました。

 

 

相変わらず、PC漬けな毎日が続いてまして
のっぴきならない案件もようやくひと山越えました。

 

 

しばしお休みいただいての秋休み、しっかり仕事したら
割りと休みも取りやすいのがこの仕事の良い所だなと
思ったりします。

├■ アンチSEO信者との駆け引き(レイラ)

└■ 編集後記(吉川ごう)

 

 

————————————————–
アンチSEO信者との駆け引き
————————————————–

 

 

アンチSEOな方の異議を克服し、予算を取得する方法
というお話を今回は拾ってみました。

 

 

上司であれ見込み客であれ、私たちはSEO“非信者”
に出会ってきていると思います。

 

 

SEOの重要性やそれどころかSEOに投資する必要性を
過小評価する人達です。

 

 

筆者は長年の経験によって一般的な反発を打ち破る
いくつかの方法を学びました、とあります。

 

 

今日はそれらの興味深い話を紹介します。

 

 

◆分析

ではまず、月並でない方法に進む前に“非信者”
を変えるもっとも明らかな方法から紹介したい。

 

 

最低限、SEOの支持者としては以下の情報で
自分自身を武装すべきである。

 
1:対前年比のオーガニック検索での
アクセス数と収益の増加(または減少)

対前月比のデータでは季節性を理由に却下され得る。

成長はブランドがその位置を守り維持する必要性を示す。
オーガニック検索のトラフィックと収益の減少は、
継続した損失を防止するために投資が必要であることを意味する。

 

 

2:オーガニック検索のトラフィックと収益サイトの
総トラフィックと収益に対して占めるパーセンテージ

SEOとオーガニックなトラフィックの重要性を、他のトラフィック
に比較して立証する。そのためにどの程度の投資が必要か、
特にSEMと比較して感触を得るようにする。

 
3:トラフィックと収益を参照する

どの部分のアクティビティがSEOのリンク構築と
コンテンツ配信による貢献によるものかを確認する。
これはSEOの「信用性」を確立する為に必要だ。

 
4:初クリックと最終クリックに起因する、成果への貢献度

Google Analyticsでは特に、この比較が比較的容易になった。
ほとんどの人は収益を生み出す最終クリックとなるチャンネルを信用する。
しばしば、SEOによって消費者はブランドを知ることになるが、
一度ブランドに馴染めば、消費者は直接サイトに飛ぶか
ブランド検索によってSEMの広告をきっかけにサイトに流入するようになる。
こうした数字を手にしてさえ、オーガニックなチャネルによる
トラフィックと収益貢献に心動かされない人もいる。

 

 

冒頭で記したように、あなたが考える以上に、人々は
「とにかく、もともと得ていたものだろう」と考えたり、
トラフィックと収益はGoogleの気まぐれだとするのが一般的だ。
気まぐれとは投資対象ではない訳である。

 

 

◆Google Search Console

 

 

サイトからの直接的な情報は意思決定者にSEOへの投資を決断させるものだ。
1:メッセージ/警告

決断が必要だという証拠は、Googleがサイトに対して好感を抱いていない、
という情報が一番である。

 

 

Google Search Consoleでメッセージやマニュアルアクションの項目を開き、
何か警告がないか見る。クロールエラーの項目を開き、
サイトページが機能していないか(broken page)見る。

 

 

HTML改善の項目を見て、タイトルタグやメタディスクリプションが
重複・欠損していないか見る。

 

 

こうした基本的な情報全ては、Googleから指摘された場合、アクションに
拍車をかける。このアプローチは「ITで間に合っている」という
“非信者”の抵抗に対して、特に効果的だ。
2:SEMのクリック数と費用

 

 

Google Search Console内にあるサーチアナリティクスの
「クエリー」を利用して、過去90日間にクリックされた
キーワードを取得する。

 

 

スプレッドシートにデータをエクスポートしてブランドの
キーワードを削除する。

 

 

残された非ブランド検索によるキーワードのリストは、
テレビや印刷物のキャンペーンによる検索を除外している。
これは間違いなく、過去のSEOの投資によるものだ。

 

 

Google Adwardsのキーワードプランナーを使って、
推奨入札価格を取得しよう。推奨入札価格にクリック数を
かけて得られる数字は、過去にSEM経由で支払った金額であり、
SEOのトラフィックの価値とおおむね等しい。

 

 

非ブランドキーワードのリストを洗練させることができるなら、
SEMの投資回収率が悪いというより良い事例を挙げられるだろう。

 

 

◆SERPを解剖する

 

 

これまで挙げてきたのは、既に実地踏査済みであったり
“非信者”が無視した方法かもしれない。
数値ベースの議論は十分であるべきだが、時には理屈抜きで
意思決定者に効くアプローチも必要だ。

 

 

検索エンジンの検索結果ページ(SERPS)内に表示されるデータを
慎重に解剖すれば、そのための効果的な手段となる。

 
1:ブランドの検索結果

ブランド名やCEOの名前をクイック検索にかけ、その会社が
コントロール出来ない結果を示す。

検索結果の1ページ目にネガティブな情報や競合他社が載っていると、
“非信者”が風評マネジメントへの投資に俄然やる気を出す
可能性がある。風評マネジメントは究極的にSEOへの投資だ。

 
2:ローカル検索

SEOの門外漢である多くの人は、過去最近にどれだけ検索結果ページが
変わったかを知らない。市や州名といった地理検索を含めなくても、
膨大な数の検索はローカルパックや地域のビジネスリストの結果を表示する。

これは特に、モバイル検索に言えることだ。もし(見込み客の)
ブランドが対面販売形式のビジネスで(ネットでの)
地域最適化に投資していない場合、オフラインの顧客と
オンラインの間にある、ぽっかり開いた穴が明らかになるだろう。

 
3:アンサーボックス

製品やサービスについてよくある質問を検索してみよう。
アンサーボックスは非有料検索結果の上位を独占して表示する
可能性がある。

先ほどお伝えした、検索結果ページ(SERPS)でローカルでの
優位性が示せるように、オーガニックなリスティングが
最適化された質問-回答というコンテンツに
置き換わっているのを知って、“非信者”は
「なるほど!」と駆り立てられるだろう。

 
4:インフルエンサーのコンテンツ

ローカルリスティングとアンサーボックスが大幅にSEOの
守備範囲を変えたのと同様、オーガニックな検索順位において
インフルエンサーのコンテンツが果たす役割は
過去数年間で増えている。
完全なSEO対策を行い、ブランドがオーガニックに
検索される主な言葉とリストをコントロールするのは、
今や戦術の一部だ。サイトが優れたテクニックによって築かれ、
トップページが最適化されているからといっても、
それは予算を別に割く時期だという意味ではない。

 

 

◆競合の露出量(シェア・オブ・ボイス)

※シェア・オブ・ボイス=競合間での広告出稿量やメディア露出量

私は過去に多くの弁護士と働いてきたが、あるクライアントは
検索結果ページのトップに出た競合他社を指して
「馬鹿な奴。どうやってここに上がったんだ?」と言った。

 

 

私は笑って、(特に2005年は)Googleはこの会社が馬鹿とは知らず、
知っている全てといえばサイトが優れており、最適化された
コンテンツが検索用語にとって関連性が高いことだと説明した。

 

 

この出来事は私にとって印象的だった。どれほど“非信者”
が論理的あるいは統計好きだとしても、競合を打ち負かしたい
という生来の願望があり、上位にいるのに値しない誰かが
そこにいるのを憎むものなのだ。

 

 

SEOの予算を獲得するのに手こずっている方々に私がお伝えできる
ベストなアドバイスは、非ブランドキーワードのリストを作り、
Googleでのオーガニックなシェア・オブ・ボイスを集めて
どの競合がキーワード群において上位にリストされているか
を見せることだ。

 

 

“非信者”は自分のブランドより「1位たるもの」がより多く
表示されているのをはっきり知るだろう。
これは多くの場合、SEOに資金を調達する大きな動機となる。

発生した収益と、上昇傾向にある数字がSEO継続の予算を
確保するのに十分なのは周知の事実。それでも、意思決定者が
SEOを投資するに値しないとの決断を下すケースはあるだろう。

 

 

上記のアドバイスによって、“非信者”にアプローチして
SEO予算を確保し、オーガニックなチャンネルの価値を示せる
いくつかの代替案を示せることを願っている。

 

 

いかがでしたでしょうか?皆さんのお役に立てば幸いです。

 
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編集後期(吉川ごう)
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個人的には非SEO信者が一杯な状況は嬉しい限り。
ライバルがおらん状況を喜ばない者はおらんでしょう。

 

 

要は上記のレポートは自分のサイトなんかに当てはめて
考えてみたら、物凄く面白いなと、そんな感じです。

 

 

今は私、ガチガチのSEOで喰っている訳じゃないですが、
SEOな友人達見てると、当たり前にこれらの事はやってます。

 

 

SEOってますます高度な物になってるなと思う今日この頃。
SEOコンサルとか、今やりたく無いですね。

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